【①外貨預金と比べた場合】
FX(外国為替保証金取引)は外貨貯金に比べ、リスクが高いと思っている方が多いと思いますが、きちんとFXを理解すればリスクは大幅に低下します。
実はFXはあらかじめ取引を終了させるレートを設定することによって、損失が拡大しそうになった時に、自動的に終了させる機能があります。この機能は外貨貯金にはありません。
また、
ロスカットとよばれる機能もあり、保証金(取引を行う上での担保のようなもの)以上に損失をすることもないのです。
【②小額の資金からはじめられ、多額の利益を出せるケースも】
◆レバレッジ効果(※小額資金で大きな額の取引ができること)
(例)1万ドルを買った場合[為替レート1ドル=100円]
⇒外貨預金の場合は100万円が必要
⇒FXの場合(10万円の保証金を預けることによって、最大1万ドルまで取引できるとする)
10万円の手持ち資金で100万円の外貨取引が出来る
↑はレバレッジが10倍かかっていることになります。
この効果は非常に大きなもので、例えば1ドル=110円まで円安が進めば実際取引している金額は含み益も入れると110万円になります。つまり保証金として預けた10万円を投資元本とすると100%ものリターンが得られたことになります。
※注意点
レバレッジ効果は自分の思った通りに相場が動けば、投資効率を高めるうえで武器になるのは間違いありませんが、逆もありえるということを十分ご理解ください。
【③金利差益を受け取ることができる】
FXは外貨預金同様、定期的に金利収入を得ることが出来ます。
これを
スワップポイントと言い、外貨預金の利率より高めに設定されています。
スワップポイントは、より低い金利の通貨を売り、より高い金利の通貨を買った時に、金利差分を得られるというものです。
また、スワップポイントは
日割りで計算されるため、低金利通貨を売って高金利通貨を買う長期的な運用の場合、スワップポイントを貯めることができます。
【スワップポイントの受払い】
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月曜日 |
火曜日 |
水曜日 |
木曜日 |
金曜日 |
土曜日 |
日曜日 |
スワップポイント |
1日分 |
1日分 |
1日分 |
3日分 |
1日分 |
- |
- |
木曜日は土曜日・日曜日は営業日でないため、資金受渡日は月曜日となり、土日分を含めた3日分のスワップポイントが発生します。
※注意点
スワップポイントを受け取れるポジションであっても、将来にわたって両通貨の金利差が縮小した場合にはその受取額が減少、また金利差が逆転した場合には支払へと転ずる可能性があります。
【④円高 or 円安でも利益のチャンスがある】
FXは円を売って外貨に投資するだけでなく、外貨を売って円に投資することも出来ます。つまり、外貨を売ることからも取引が出来、円安・円高どちらでも為替差益が狙えるのです
※注意点
上記で説明したスワップポイントが「受け取り」でなく「支払い」になるケースもあります。
【⑤24時間リアルタイムで取引可能】
FXは外貨預金や外国債券とは違い(証券会社や銀行の業務時間が過ぎると取引できない)FXは土日を除くと
24時間取引可能です。
それは、外国為替市場は日本・米国・欧州・アジア・中東というように世界中にあり、各国の時差の関係で順繰り開いていきますので24時間取引可能になるのです。
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