【2009/02/19】
米住宅支援策を好感してリスク資産選好が強まり、ドル円は1月7日以来となる94円に迫りましたね
ただ、日足一目の雲の上限に達したことで短期的な達成感が出やすいこともあり、一旦は下値を探る展開も予想されますので、なかなか難しい・・・
見極めポイントとしては
90日線の推移する93円前半で底堅さを確認ですね
【ピボット指数】
ターニングポイント |
96.34 |
レジスタンス② |
95.15 |
レジスタンス① |
94.47 |
キー(ピボット) |
93.28 |
サポート① |
92.60 |
サポート② |
91.41 |
ターニングポイント |
90.73 |
第2抵抗水準:94円13銭:1月7日高値
第1抵抗水準:93円96銭:2月18日高値、100日移動平均近く
第1支持水準:93円25銭:時間足
第2支持水準:92円07銭:2月18日安値
【ドル強気材料】
①昨日6週間ぶり高値93円96銭を付ける
②日本経済のリスクの高まり
③円高への警戒感
④リスク回避の後退による円に対する諸通貨買い
⑤オバマ米大統領による住宅対策の発表
⑥日本企業の輸入決済需要
【本日の米国重要経済指標】
時間 |
国 |
経済指標名 |
前回 |
予想 |
22:30 |
|
週間新規失業保険申請件数 |
62.3万件 |
62..0万件 |
24:00 |
|
景気先行指数 |
0.3% |
0.1% |
24:00 |
|
フィラデルフィア連銀景況指数 |
-24.3 |
-25.1 |
景気先行指数とは・・・景気の方向性・転換点を総合的に判断するための指数。S&P500株価指数・実質マネーサプライ(M2)・長短金利差(米国10年債-FFレート)等、先行性の強い経済指標10種を合成して作成されます。この指数は発表済みの指標を合成して作られるため、予想が比較的容易で、通常では為替レートを大きく動かすことはありませんが、予想値を大きく乖離する場合はマーケットに多大な影響を及ぼします。
【現在オーダー状況】
94.50円 売り・ストップ買い混在(邦銀・欧米系)
94.00-20円 売り輸出散見 (邦銀・欧州系)
93.65円 9:25時点
93.10-30円 買い・ストップ売り(欧州系)
92.50円 買い(欧米系)
【2009/02/18】
本日は中川昭一財務・金融担当相の辞任で株式相場の下落が予想されますが、日本経済に対する懸念があるため、必ずしも円高・ドル安にはつながらないでしょうね・・・
米国経済指標はかなり注目ですので安易にポジションを持たないようにしないと。
ドルは91円00銭~93円00銭の値幅予想です
【ピボット指数】
ターニングポイント |
94.11 |
レジスタンス② |
93.43 |
レジスタンス① |
92.92 |
キー(ピボット) |
92.24 |
サポート① |
91.73 |
サポート② |
91.05 |
ターニングポイント |
90.54 |
第2抵抗水準:92円91銭:1月8日高値
第1抵抗水準:92円75銭:2月17日高値、6週間ぶり高値
第1支持水準:91円55銭:2月17日安値
第2支持水準:91円13銭:2月16日安値
【ドル強気材料】
①安全逃避志向
②東欧金融機関のデフォルト(債務不履行)懸念の高まり
③悪化する日本経済
④中川昭一財務・金融担当相の辞任⑤日本の輸出企業からのドル売り
⑥日本の政治的指導力の崩壊
⑦日本企業の輸入決済需要
【本日の米国重要経済指標】
時間 |
国 |
経済指標名 |
前回 |
予想 |
22:30 |
|
住宅着工件数-1月 |
55.0万件 |
53.0万件 |
28:00 |
|
FOMC議事録(1月27-28日開催分) |
- |
- |
住宅着工件数とは・・・1カ月に建設された新築の住宅戸数を示す統計です。住宅着工件数は消費大国のアメリカの為替相場には大きく影響を与えます。
【現在オーダー状況】
93.00円 売り輸出纏まった額(邦銀・欧州系)
92.80円 売り米系HF(欧米系)
92.18円 9:35時点
91.80円 買い(欧州系)
91.50円 買い・ストップ売り(欧州系)
【2009/02/17】
本日は午後に発表されるドイツ2月のZEW景況指数など欧州経済指標や、本日提出期限を迎える米自動車大手ゼネラル・モーターズ(GM)の経営再建計画に対する株式市場の反応にも注目ですね
欧州の銀行株が下落したため、レンジ予想は91円10銭~92円10銭と見込んでいます
【ピボット指数】
ターニングポイント |
93.14 |
レジスタンス② |
92.61 |
レジスタンス① |
92.18 |
キー(ピボット) |
91.65 |
サポート① |
91.22 |
サポート② |
90.69 |
ターニングポイント |
90.26 |
第2抵抗水準:92円42銭:2月9日高値
第1抵抗水準:92円08銭:2月16日高値
第1支持水準:91円13銭:2月16日安値
第2支持水準:90円51銭:2月13日安値
【ドル弱気材料】
①16日の金融株を中心とした欧州株の下落
②アジア株の軟調予想
③リスク回避による円キャリー取引の解消
④米国の自動車業界に対する政策を含む景気対策などに関する新たな材料待ち
⑤日本の輸出企業からのドル売り
⑥日本への資金回収(リパトリエーション)の動き
⑦米国の量的緩和見通し。弱い米経済見通し。
【ドル強気材料】
①日本の中川昭一財務・金融相への問責
②日本の輸入決済需要
③2008年10-12月期の実質国内総生産(GDP)が前期比年率で12.7%減となるなど悪化する日本経済
【本日の米国重要経済指標】
時間 |
国 |
経済指標名 |
前回 |
予想 |
22:30 |
|
2月ニューヨーク連銀製造業景気指数 |
-22.2 |
-23.5 |
【2009/02/13】
オバマ政権が、住宅所有者による住宅ローンの支払いを補助するプログラムに取り組んでいると報道されると、上昇しましたね。ただ、上値も限定的な気がします
予想レンジ幅は90円00銭~91円40銭
【ピボット指数】
ターニングポイント |
92.77 |
レジスタンス② |
91.95 |
レジスタンス① |
91.45 |
キー(ピボット) |
90.63 |
サポート① |
90.13 |
サポート② |
89.31 |
ターニングポイント |
88.81 |
第2抵抗水準:91円65銭:2月10日高値
第1抵抗水準:91円02銭:2月12日高値
第1支持水準:89円81銭:1月21日安値87円10銭からの上昇トレンド
第2支持水準:89円68銭:2月11日安値
【本日の米国重要経済指標】
時間 |
国 |
経済指標名 |
前回 |
予想 |
22:30 |
|
ミシガン大消費者信頼感指数 |
61.2 |
61.5 |
【2009/02/12】
米金融安定化法案発表で大幅下落となった米国株式市場を受けて、本日は売り方向の予感ですね。
ただ、90円割れには買いが集まってきているようなのである程度
様子見していきます。
【ピボット指数】
ターニングポイント |
91.94 |
レジスタンス② |
91.35 |
レジスタンス① |
90.88 |
キー(ピボット) |
90.29 |
【現在オーダー状況】
91.00円 売り輸出(邦銀・欧米系)
90.80円 売り・ストップ買い混在(米系・邦銀)
90.50円 ストップ買い(米系)
90.27円 9:07時点
90.00円 買い米系短期(欧米系)
89.75-95円 ゾーン買い(欧米系)
89.50円 買い・ストップ売り(欧州系)
【本日の米国重要経済指標】
時間 |
国 |
経済指標名 |
前回 |
予想 |
22:30 |
|
小売売上高 |
-2.7% |
-0.8% |
22:30 |
|
小売売上高【除自動車】 |
-3.1% |
-0.4% |
22:30 |
|
週間新規失業保険申請件数 |
62.6万件 |
61.0万件 |
第2抵抗水準:91円65銭:2月10日高値
第1抵抗水準:90円75銭:2月11日高値
第1支持水準:89円68銭:2月11日安値、1月21日安値87円10銭からの上昇トレンド
第2支持水準:88円56銭:2月3日高値
明日から「G7財務相・中央銀行総裁会議」が控えているため、
本日は慎重に
【2009/02/11】
【ガイトナー米財務長官による米金融安定化策】
「問題資産投資ファンドは1兆ドルに拡大も」
「資産購入で5000億ドル規模の公的・民間協力へ」
「今後数週間で包括的な住宅対策発表へ」
「GSE債・MBS購入に向け最大6000億ドル支出」
「TALF拡充で1000億ドル供給へ」
「民間の協力が不良資産問題の解決に役立つ」
「オバマ大統領は危機脱却のため出来ること全てする」
「危機を解決するために必要なリソースを提供する」
※TALFとは、トリプルA格付けのABS保有者に対してノンリコース融資を実施するFRBの流動性対策措置
米金融救済案が示されましたが、下落するかたちとなりましたね
本日は東京休場ですから、とりあえず上値の重い展開になると思います。しかし底も堅そう。
利食いなどの
買戻しを狙ってみます
【ピボット指数】
ターニングポイント |
92.95 |
レジスタンス② |
92.31 |
レジスタンス① |
91.41 |
キー(ピボット) |
90.77 |
サポート① |
89.87 |
サポート② |
89.23 |
ターニングポイント |
88.33 |
【本日の米国重要経済指標】
時間 |
国 |
経済指標名 |
前回 |
予想 |
22:30 |
|
貿易収支 |
-404億 |
-355億 |
本日はレンジを想定した押し目買いスタンス
【2009/02/10】
【オバマ米大統領】
「金融安定化策残金の適切な支出確保が必要」
「金融機関と共にバランスシート改善に取り組む」
「消費支出主導の経済は持続的ではない」
「下方スパイラルの阻止、直ちに必要」
「消費支出主導の経済は持続的ではない」
「米上院、景気対策法案の可決に向け前進」
「行動遅れれば負のスパイラル生じる恐れ」
「政府だけが米経済を救済できる存在」
「景気対策、大規模かつ大胆である必要」
「中間層向け減税、雇用創出に役立つ」
「本格的な危機の中で雇用創出が最重要」
【現在オーダー状況】
92.70-90円ゾーンOPネガティブガンマ買い
92.50円 売り
92.20円 ストップ売り
91.80円 売り
90.80円 ストップ売り
90.60円 ストップ売り
90.50円買い
※「ネガティブ・ガンマ」とは、オプションの売建てが踏まれている状態で、流動性などの問題から素直に損切り(買戻し)が出来ない場合、ヘッジとして買うことにより、自分の買いが相場の押し上げ要因になってしまうことです。
【本日の米国重要経済指標】注目度の高い米国の経済指標の発表なし
時間 |
国 |
経済指標名 |
前回 |
予想 |
- |
|
- |
- |
- |
なんと言っても本日の注目は
①「ガイトナー財務長官による金融安定化策の公表」
②「FRB議長や財務長官への議会証言」
③「米国の金融安定化策の公表」
「金融安定化策や景気刺激策」は相場の注目材料。
かなりの期待あり。
93円を超えてくるようなことがあれば・・・上昇トレンドに
本日も様子見
【2009/02/09】
本日は先週から持っていた売りポジションをマイナス決済からスタート
ガイトナー米財務長官が
金融支援策を発表する予定であることから、
市場のリスク心理はやや改善しており、上値を伸ばす可能性が高いですよね
【現在オーダー状況】
92.70-90円ゾーンOPネガティブガンマ買い(欧米系)
92.50円 売り(米系・欧州系)
92.00円 9:25時点
91.50円 買い米系短期(欧米系)
90.75-95円ゾーン
90.50円買い(欧州系)
【本日の米国重要経済指標】注目度の高い米国の経済指標の発表なし
時間 |
国 |
経済指標名 |
前回 |
予想 |
- |
|
- |
- |
- |
第2抵抗水準:94円13銭:1月7日高値
第1抵抗水準:92円91銭:1月8日高値
第1支持水準:90円70銭:2月6日安値
第2支持水準:89円20銭:2月5日安値
「金融安定化策や景気刺激策」は相場の注目材料。
かなりの期待あり。
93円を超えてくるようなことがあれば・・・上昇トレンドに
本日は様子見
【2009/02/06】
昨日は、バンク・オブ・アメリカ(BOA)国有化の噂が否定されたことや銀行の時価会計が修正する可能性も指摘されたことから、株価が大幅反発。ドル円が92.25円まで上昇
なかなか超えれなかった90円00銭の壁をようやく越えたが・・・
【本日の米国重要経済指標】
時間 |
国 |
経済指標名 |
前回 |
予想 |
22:30 |
|
非農業部門雇用者数変化-1月 |
-54.0万人 |
-52.4万人 |
※
非農業部門雇用者数とは・・・雇農業部門を除いた雇用者数のこと(サラリーマンなど農業以外の雇用者数)で景気動向との連動性が非常に高いため注目されています。非農業部門雇用者数と失業率は米雇用統計の一部で米国では
最も注目される指標の一つです。
第2抵抗水準:92円91銭:1月8日高値
第1抵抗水準:92円23銭:2月5日高値
第1支持水準:90円74銭:1月28日高値
第2支持水準:89円20銭:2月5日安値
【ドル強気材料】
①バンク・オブ・アメリカに対する懸念の後退などによる米国株の反発
②リスク志向の回復による円に対する諸通貨買い
③日本の輸入業者の決済需要
5日の海外市場での勢いを維持するかが鍵になりそう。
ただ、朝方から本邦輸出勢からの売りが集中しているようで
予想レンジ幅は90円00銭~91円50銭
本日も昨日同様、基本は戻り売りスタンスで勝負します。
【2009/02/05】
ドル円は上値の重い展開が継続していますね
朝方からの反発は89.54円までに止まり、その後は89.40円前後での推移
【現在オーダー状況】
91.00円 売り輸出(邦銀・欧州系)
90.70-80円ゾーン売り・ストップ買い混在(欧米系)
90.50円 売り米系短期(欧米系)
90.00円 OP売り集結輸出(邦銀・欧州系)
89.41円 9:30時点
89.00-10円 買い散見(欧米系)
88.50円 OP絡み買い米系HF(欧州系・英系)
【本日の米国重要経済指標】
時間 |
国 |
経済指標名 |
前回 |
予想 |
22:30 |
|
週間失業保険新規申請件数 |
58.0万人 |
58.8万人 |
※
週間失業保険新規申請件数とは・・・雇用統計が月1回公表されるのに対し、当指標は週次で公表されるため、失業率や雇用情勢を予測する上で速報性に優れています。そのため雇用統計の先行指標として重要な役割を担っています。
第2抵抗水準:89円97銭:2月3日高値
第1抵抗水準:89円82銭:2月4日高値
第1支持水準:88円80銭:2月4日安値
第2支持水準:88円56銭:2月3日安値
ドルにとっての強気材料が増えつつあるが
本日も昨日同様、基本は戻り売りスタンスで勝負します。
※90円00銭の壁を越えれば買いに変更します。
なんと言っても本日の終点は「ECB理事会&総裁記者会見」
市場では本日のECB理事会で50bp利下げとの噂もあり注意
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